剛毛女子が自分で毛の処理をする時のリスクとコツ
学生のころから剛毛で悩むあなたは、毎日こんな事を考えながら毛の処理をしていませんか?
● 剃っても剃っても半日経てばチクチクするので、肌の露出なんて到底出来ない・・・
● 男性並みの剛毛で、毎日剃らないといけないけど毛の伸びも早いしもうウンザリ・・・
● しっかりと剃っても毎回何となく剃り残しのような仕上がりになってしまう・・・
人より毛が濃いから仕方ない・・・、そんな風に自分に言い聞かせても、どんどん汚くなる自分の肌を見ると毎日嫌になり、
「もっと良い毛の処理方法はないか?」、
「剛毛で悩む他の人はどんなムダ毛処理の仕方をしているんだろう?」
ときっと心の中では、今よりももっと良い方法を探し求めている事だと思います。
そこで、当記事では、正しいムダ毛処理の知識を簡潔に掲載し、出来るだけ肌に負担をかけない毛の処理のコツをあなたに分かりやすくお伝えさせて頂きます。
ただ、脱毛サロンや医療脱毛以外の毛の処理方法については、ご存知の通り、肌を傷める行為である事に他なりません。ですので、まずは、≪剛毛女子が自分で毛の処理をする事のリスク≫について、最初にお伝えさせて頂きます。
剛毛女子が自分で毛の処理をする事のリスク
間違った毛の処理はこのようなトラブルを招きます。今までやってきた自己処理の方法を続けると、ここで紹介する症状が更に悪化する恐れもありますので、もう一度確認しておいてください。
- 毛穴から細菌が入り、毛根の周囲に炎症を起こす毛膿炎(もうのうえん)になる。
- 剃ったり抜いたりした後に毛穴が塞がり、皮膚の下に毛が埋まる埋没毛(まいぼつもう)になる。
- 毎日のシェービング剤やローションにより、肌荒れや乾燥を繰り返し、どんどん肌が汚くなる。
- 繰り返す毛の処理により、肌が刺激を受けてメラニンを発生させ、色素沈着、黒ずみが起こる。
- 少しでも剃り方や抜き方をあやまると出血してしまい、後に残る可能性もある。
- 毛穴が汚れたり、毛の断面が目立つようになり、黒いポツポツが目立つようになる。
脱毛サロンや家庭用脱毛器以外での毛の処理方法と28のコツ
ずっと毛深いと言うコンプレックスを抱えて来たあなたも、もちろん脱毛サロンや医療レーザー脱毛が一番手っとり早くてキレイになるのは分かっている事でしょう。でもお金がないから・・・、時間がないから・・・と≪とりあえず今すぐ自宅で出来るムダ毛処理の方法が知りたい≫と言う気持ちも、剛毛で悩んで来た私は痛い程分かります。
そこで、まず最初に、店舗での脱毛や家庭用脱毛器以外での毛の処理方法についてご紹介させて頂き、それぞれのリスクや毛の処理のコツなども一緒にお伝えさせて頂きます。もし今までやった事がない毛の処理方法があるようならチャレンジしてみてもいいかもしれません。また、今までやってきた方法も、そのやり方自体が間違っていた可能性もあるので、しっかり再確認してみてください。
自宅で出来る毛の処理方法とトータル28個のコツをご紹介
何度も言いますが、ここで紹介する方法は、常に肌に負担をかける毛の処理方法だと言う事は認識した上で読み進めて下さい。最終的には脱毛サロンか、医療レーザー脱毛をオススメさせて頂きます。
1.カミソリで剃る
この方法が一番一般的で、剛毛女性なら誰もが一度は実践した事がある毛の処理方法だと思います。ですが、カミソリでの自己処理はカミソリ負けによる赤みや痒みがでやすく、また傷ついた肌にかさぶたが出来る事で埋没毛にもなりやすいと言われていますので、注意が必要です。
1-1.カミソリでの毛の処理のコツ
- ムダ毛処理の回数は出来れば2〜3日に1回に抑える
- ムダ毛処理に使うカミソリは絶対に清潔な場所に置き、使う際も清潔な状態で使う。
- ムダ毛処理をする部位も必ず清潔にした後に処理を行う
- 剃る前には蒸らす、専用ローションをつけるなどムダ毛を柔らかくする
- お風呂場で処理をする場合も、石鹸やボディソープをつけて剃らない
- 出来ればお風呂後、風呂場以外でのムダ毛処理が好ましい
- 逆剃りをする場合は、最後に1度だけにする(基本は毛の流れに沿って)
- ムダ毛処理後は、専用アフターケア商品などで必ず保湿する
- カミソリ負けを起こした場合は、濡れタオルなどでクールダウンする
- 使用した後のカミソリも風呂場などにおかず、しっかりと水分を拭き取り保管する
- カミソリの刃は月に1〜2回は、面倒でも必ず交換して使うように習慣づける
- 生理前後、風邪気味の時など、体調不良時は剃らない(傷になりやすく治りにくい)
2.毛抜きで抜く
毛抜きで抜くと言うムダ毛処理の行為は、一度抜くと次に生えてくるまで、カミソリで剃った場合に比べて長もちするので、この方法を選択する人も多いようです。しかし、カミソリよりも痛みが強い事でも分かる通り、肌に負担をかけやすく、毛穴を広げて、鳥肌のようになってしまう恐れもあるので、充分に注意して下さい。特に毛が太い剛毛女子には、毛の広がりが人一倍大きくなるのを理解しておく必要があります。
2-1.毛抜きで抜く時のコツ
- 毛抜きは100均のものよりも、出来れば500〜1000円ぐらいのものを用意する
- 剃る前にタオルなどで蒸らして、毛穴への負担を少なくする
- 毛を抜く部分の周りの皮膚を指でおさえ、毛が生えている方向に沿って抜く
- 毛を抜いた後は、出来るだけ濡れタオルなどで冷やすようにする
- 毛を抜いた部分は雑菌が入らないように清潔に保つ、なるべく汗をかかないようにする
3.除毛クリーム・脱毛クリームによるムダ毛処理のコツ
毛が多くて太い剛毛女子によくオススメされる除毛クリーム。しかし基本的にアルカリ薬剤を使用している為、肌への刺激が強く、あまり肌が強くない人にとっては、すぐに赤みやかぶれなど、皮膚に炎症を起こしてしまいます。表面に出ているムダ毛なら、太くても濃くても一気に溶かしてくれるので、”ここぞ”と言う時の最終手段として使うのは有りかもしれません。
3-1.除毛クリームで毛の処理をする時のコツ
- 事前に有る程度の長さを伸ばしておく方が効果的
- 事前にパッチテストを行い、肌トラブルが起こらないか確認してから使う
- 除毛クリームを使う1週間前は、毛抜きやカミソリでの処理は絶対にしない
- 液だれしないように、寝転んだ状態で付ける方がつけやすい
- 毛の処理をした後は、”これでもか”と言うぐらい何度も洗い流すようにする
4.脱毛ワックスを使ったムダ毛処理のコツ
ここ最近注目される事が多くなってきたワックス脱毛。除毛クリームと使い方が似ている事から同じように分類される事も多いですが、除毛クリームなどは、毛を溶かすのに対し、ワックス脱毛は、基本的に毛を抜きますので、比較しても違いは一目瞭然です。基本的に抜く行為にあたるので処理する部位全体が赤くなる事が多く、あまり剛毛女子にはオススメ出来ません。商品の性質上、ビキニラインの脱毛に使用する人が多いように思います。
4-1.ワックス脱毛での毛の処理のコツ
- ある程度有名で評価の高い脱毛ワックスを用意する
- 脱毛前は、お風呂に入りボディクリームや日焼け止めは落とす
- 脱毛ワックスを使用する部位はしっかりと乾かして乾燥させる
- 脱使用する部位には事前にベビーパウダーなどを塗って保護しておく
- 汗をかかないような環境で脱毛ワックスを使用する
- 剥がす際は、周りの皮膚をしっかりと押さえるようにする
自己処理のリスクを最大限に抑えるには?
ここまでムダ毛の処理について、脱毛サロンや脱毛機器など、高額なもの以外で自宅で出来るものを中心にご紹介させて頂きました。その中で、それぞれの毛の処理のコツを見て行くと共通して、事前にタオルで蒸らしたり、処理後冷やしたり、保湿したりと、【ムダ毛処理の前後】にしっかりとケアしている事が分かるかと思います。
基本的に自分で自宅で自己処理をする場合は、何度も言うように肌を傷める行為に当たるので今すぐ辞めるべきですが、すぐに脱毛に通えないと言う人は、まず、普段行っているムダ毛処理の行為をもう一度見つめ直し、【ムダ毛処理の前後】にしっかりと気を配って行うようにしてください。通常の毛量の人でもケアは大切なので、より毛量が多く、太い毛、濃い毛が多い剛毛女子にとって、この前後のケアは絶対に欠かす事が出来ません。
多少面倒に思えますが、これを毎回する事により習慣となります。人間は21日間同じ事を続けると、習慣化すると言われていますので、毎日ムダ毛処理をしているなら最低でも21日間は続けてみてください。そうすればそれ以降は苦じゃなくなるかもしれません。このようにムダ毛処理の前後のケアをしっかりと習慣づける事で肌への負担を減らし、リスクを最大限に抑える事が出来るので、今すぐ実践してみてくださいね。